ちゃんこ友路 ゴマみそ味 効能3

ちゃんこ友路 の ちゃんこ鍋の味は ゴマみそ味がおすすめです

みそ は日本人に無くてはならない存在ですが、実は知らないことが沢山あります

近年 味噌汁を飲む方が減りつつあると聞いたことがありますが 多くの効用があるので皆様是非とも参考にしてみてください。

数回に分けて ご案内致します。

★みその効用★ #1~16/#8~11
「みそは医者いらず」と聞いたことはありませんか 昔からみそにまつわることわざがたくさんあり、健康を結びつけたものが少なくありません。

昔の人は、経験的にみその高い栄養価を知っていたようです。

現在、みそは栄養学や医学の面からさまざまな研究が進められ、その成果も次々と発表されています。

それらの研究論文を中心にして「みそと健康」について紹介させて頂きます。

 

 

(8)みそ汁が血圧の上昇を抑える
みそ汁の具材の野菜、芋類などに多く含まれるカリウムは、血管を拡張させる作用があると言われています。また、具材のわかめなど海藻に多く含まれるマグネシウムは、カルシウムが細胞内にはいるのを抑えます。野菜を煮ると、カリウムやマグネシウムの一部は煮汁に溶けてしまいますが、これを全て摂取することができるみそ汁は、余分な塩分を体外へ排出する働きがあり、日本人の食生活に欠かせない機能食といえます。

動物を使った実験で「みその抽出物(主にたんぱく質と糖)には血圧を低下させる生理作用がある」と1993年に学会で発表されました。大豆たんぱくとみその成分中に、高血圧防止ペプチドがあることが発見され、血圧を下げる効果が証明されています。

 

(9)同じ食塩量でも、みその塩分は30%の減塩効果がある
塩分といっても、食塩そのものと、同量の食塩を含む「みそ」を摂取する場合とは、どのような違いがあるのかを ある研究機関が実験しました。

食塩を多く摂取したときに血圧が上昇する体質をもった食塩感受性ラットを、①水道水 ②0.9%の食塩水 ③1.3%の食塩水 ④10%のみそ水(1.3%の食塩水に相当)の4群に分けて飼育、観察しました。

2週間ごとの血圧の変化では、③に比べて④のみそ水を摂取していたラットでは血圧の上昇が少なく。このことは、食塩水そのものよりも、みそに含まれる食塩のほうが血圧の上昇に影響しにくいことを示しています。また、みそ水には、食塩水よりも30%もの減塩効果があることがわかりました。

みそ水が血圧を抑制したことで、腎臓の悪化も軽減していました。さらに、みそ水を摂取したラットでは心筋の繊維化が抑制されました。これは血圧の上昇による心不全の進行過程を阻止する可能性が考えられます。

結果、同じ塩分量でも食塩水そのものよりも、みそから摂取する塩分のほうが血圧の上昇を抑えられ、みそに含まれる成分によって腎臓や心臓などの臓器障害が軽減されることがわかってきました。

 

(10)骨粗鬆症(こつそしょうしょう)対策にはみそ汁がよい
骨粗鬆症はカルシウム不足から起こることが多い病気で、骨の密度が低く、スカスカの状態になります。骨粗鬆症の最大の予防法は、カルシウムの多い食品を日々続けて摂取することです。

みそ汁は毎日のカルシウム源として大きなウエートを占めています。みそそのものに含まれるカルシウムだけでなく、だしを取る煮干しやジャコ、けずり節、具に利用される豆腐やわかめ、菜っぱ類にもカルシウムが含まれます。

豆腐、小松菜、わかめなどを具にして、だしをとったみそ汁は、1杯で約233mgものカルシウムが含まれます。

みそ汁は、野菜の食物繊維やビタミンも同時に摂取できます。これがみそ汁に代表される日本食の長所です。食事の内容を見直して、是非みそ汁のある食卓を定着させることこそ、骨粗鬆症や生活習慣病を防ぐことにつながります。

 

(11) みそは糖尿病の予防に効果
みその褐色色素は みその熟成過程で生成される成分で、メラノイジンと呼ばれています。動物実験で、メラノイジンが糖分の消化吸収速度を遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあることを明らかにしています。

また、メラノイジンは、たんぱく質の消化酵素であるトリプシンを阻害する働きがあることも知られており、これによって膵臓機能を促進し、血糖値を下げるインスリンの分泌を盛んにすることが予測されます。これらのことから、みそには糖尿病予防の働きがあることが期待されています。

 

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